一堂に会して
2024/10/03
本日は県立校長会。年度の半分を経過したところで、長野市内の会議室に全県から県立高校の校長先生が一堂に会して朝から会議です。主に長野県教育委員会から行政説明を聞いたり、年度末に向けての準備などの指示があります。あまり休憩もなく、ずっと座りっぱなしで腰が痛くなってきました。
少子化が深刻化しつつあることは指摘されていますが、学校の在り方もずいぶん変わっていくことと思います。長野県内の高校1年生の人数は令和元年(2019年)ではじめて2万人を下回りましたが、令和21年(2039年)に高校に入学するだろう今年満1歳になる赤ちゃんの人数は1万人ほどです。平成元年(1989年)全国で564万人いた高校生は、昨年は292万人。ほぼ半減しています。また、通信制高校への入学がこれほど増えるとは予想されていませんでした。
私は以前本校で担任をしたことがありますが、高校生の人口がピークを過ぎたくらいのころでした。ちょうど保護者の皆様が高校生くらいの時だったのではないかと思いますが、今とは大学受験の環境は全く違っていました。今日の会議も、どのように今後、長野県の高校教育を維持し進化させていくかということが隠されたテーマだったと思います。