我らの書道部
2023/12/01
お昼の時間にホクト文化ホール展示室まで足をのばし、開催中の北信高等学校書道展をのぞいてきました。北信地区12校から89名が出品しています。また、企画展示として「我らの書道部」を表現した共同作品が展示されていました。本校10名の作品は写真のとおり。学校に戻ってから書道丹野先生にそれぞれの作品を解説していただきました。
上の右から二つ目は2年大日方さんの作品。書道の筆のうち、筆軸の外径に対して、筆穂の長さが5倍以上あるものを長鋒(ちょうほう)筆と呼ぶそうです。とにかく筆の扱いがむずかしい。しかし長いからこそ様々な線の表現が可能になるそうです。彼女は夏からじっと長鋒と向き合い、この作品をものしました。
下の右から二つ目は1年小林さんの草書。読みずらいものはやはり作品として取り上げづらいものだそうですが、それぞれの曲線と元の文字の要素までよく研究して表現しているそうです。
下の左から二つ目は2年松澤さん。松澤さんは自分の好きな書家の作風を追究しながら、力強く筆を使っています。手本とした書家は楷書を主にしますが、彼女は行書に挑戦しました。
書道って本当に探究ですよね。探究といえば、昨日木曜日、定時制は1限目と2限目が探究の時間ですが、この時間にギターの音が定時制教室に響きわたっていました。私も聞かせていただきましたが、音楽も探究ですね。