弁護士読本

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今日のお昼の時間に全日制の体育委員会の二人が校長室に来て、「木曜日からはじまるクラスマッチでごあいさついただきたいんですけど。」残念ながら木曜日と金曜日は出張でいないので、とお話しすると、では教頭先生にお願いしますとのこと。私は春のクラスマッチのときも、出張でおらず教頭先生にお願いしました。再登壇、よろしく。

本校が校名を長野北高校としていた最後の卒業生のみなさんは「北ラス(ペーラス)」と自称されています(本ブログ4月29日)が、この年のご卒業の才口 千晴 弁護士からご著書の「弁護士読本 弁護士十年一人前論」を寄贈いただきました。北ラスの皆さんは今年83歳。先生は1966年に弁護士登録をし、高度経済成長期、バブル崩壊、リーマンショックと続く激動の時代に倒産事件を数多く手がけました。その後、2004年に最高裁判所判事となり、4年8か月お勤めになりました。

先生に以前寄贈していただいた「常思郷」の書が学校の玄関に、生徒昇降口には「不断」の書が掲げられています。「不断」の書は著書の74ページに引用されていました。

新米の弁護士の相談に答える形式で、先生がこれまでの弁護士人生を振り返りながら、様々な話題を取りあげて語っていきます。弁護士の職に限らない、働くときの心構えや、いかに人生を豊かなものにするかというようなアドバイスに溢れた一冊です。図書館にあります。

< 2024年11月 >
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