今日は振替で、全日制・定時制とも学校は休み。私は依頼されている原稿がたまっていて登校しましたが、校内にいる人はごくわずかで、ひっそりとしてました。

先日の同窓会総会に出席された方のうち最長老は、長高5回昭和28年卒業、のちに本校にもお勤めになった原先生。御年89歳。体育の先生だったそうですが、とてもしっかりしていらして、懇親会の最後にご挨拶をされていました。「健康の秘訣は、まず、朝体温を測ること。」

会の最中に、原先生が私のところにお話にいらっしゃって、中庭にある記念樹について教えてくださいました。

写真は本校中庭の南東の隅にある高野槙（こうやまき）の根本です。この木は長高5回生の卒業20周年を祝う記念樹。植樹されてからちょうど50年になりますね。新校舎建設時に中庭に移植され、近年大変な高木になっていましたが、前宮本校長先生が剪定し、高さを低くして添木を施されました。原先生のお話のとおり、根元には簡易な神棚が括りつけられており、中には新しい御札が入っていました。

長高5回生のみなさんが、母校の安全と繁栄を祈って、毎年新しい御札をいれてくれているのだそうです。