生物オリンピック
写真は2年の関さんとご指導された小川先生。今年の夏、静岡大学で開催された日本生物学オリンピックの本選に出場しました。この大会に出場するためには、7月に全国107の会場で行われた理論を中心とした予選を受験し、上位5%に入らなければなりません。本選には全国から80名が参加しました。そこに選ばれるのも、すごいよね。
8月の17日から3泊4日の合宿形式で、難問を解いていきます。関さんは「器具の使い方など、正確さとはやさが求められた」と振り返っていました。メダルには届きませんでしたが、本選ではコンピューターを利用してアミノ酸配列による分子系統樹を分析したり、実体顕微鏡を使いコオロギの頭部から下あごを取り出し、そのスケッチをするなど、マニアな問題に取り組み、予選よりもずっと順位を上げました(私にはこのような記事はとても書けませんので小川先生の監修ずみ)。本当に上位。素晴らしい。おめでとう!
期間中は10人くらいのグループが作られ、全国の生物好きと交流できたそうです。なかなか出会えないような、生物のとりこになっている仲間たちに出会えて本当にうれしいと言っていました。今でも交流が続いているそうです。良かったね。