縦割り

本日は午後から、北信地区の高校長が集まる会議があり、長野日本大学高校にお邪魔しました。会議は公立と私立両方の校長が参加します。

私は長野日大高校さんを訪問するのははじめてでした。また、校長先生にはあらかじめお願いしてあって、会議の前に校舎や施設、授業を参観させていただきました。小学校から高校3年生までがこの学園で学んでおり、実に多彩な活動が展開されていました。

ぜひ、小学生の授業を見てみたかったので、校舎を訪れると幸運なことに小学校の校長先生がいらして、私を案内してくださいました。たまたま午後の授業の前に清掃をしているところでした。校長先生によると異学年の縦割りで清掃分担をしているとのこと。つまり、例えば３年生の教室の清掃をするグループは１年生から６年生まで含まれているということです。

ちょっと考えてもいろいろいいことがありそうです。小学校や義務教育ではよくあることなのでしょうか。高学年の生徒は低学年の生徒の面倒をみたり、低学年の生徒が高学年の生徒を手伝ったりしています。リーダーシップや年齢の差といったものが自然と学べそうです。それに、小学校１年生ばかりの清掃班よりもきれいになりそうです。

校長先生と私が歩いていると、すべての生徒が「こんにちは」とあいさつしてくれました。また、「校長先生だ」とうれしそうに言いながら、生徒たちに取り囲まれることもしばしばありました。

記事の内容とは関係ありませんが、写真は本校書道班の新入生勧誘ポスター。入りたくなりますよね。